ドールとタミヤ「ランチボックス ミニ」 (組立編1)


では、組立を始めますが、その前に、ラジコンの中身を見てみましょう。


開封します。パカッ!


パーツが少なく感じます。そして何より小さいです。


内容品を紹介します。まずは、ボディです。塗装済みなので塗装する必要はありません。どうしても塗装したい人は、外側からPS塗料で塗装してください。ポリカーボネート製でカットする必要があります。


次に、タイヤとホイールです。ホイールはボディカラーに合わせて黄色です。


プラスチックパーツは2種類のカラーがあります。ライトグレーのパーツと…


ブラックのパーツです。


あと、金属パーツの塊があります。


中には、「A」~「C」までの小袋と、モーターやギヤなどが入っています。ちなみに、モーターは370モーターです。


それから、厚紙の箱に「前転用パッド」のペーパークラフトが描かれています。これを作ってボディの上に装着すると、前転しても一回転して再び走行できるようになります。


最後に、マニュアルとシールです。アンテナパイプもあります。


ついでに、別途購入したオプションパーツも確認しておきましょう。


まずは、「ランチボックス ミニ」専用のオプションパーツです。


残りは、モーターやサーボ、デフギヤに関係するオプションパーツです。ちなみに、今回使うオプションパーツはモーター以外、全てマニュアルや外箱に載っているパーツです。


工具を用意して、準備完了です。






最初は、「A」の袋を使います。


中には、バネや工具、グリスなどが入っています。


今回は塗装しないので、マニュアル通り組み立てていきます。


早速、オプションパーツ「OP-1900 SW-01 フルベアリングセット」の出番です。


付属のプラベアリングの代わりに使います。ちなみに、フルベアリング化には1280が4個、1060が8個、630が8個必要です。


まずは、ギヤボックスを作ります。ケースにギヤをセットし、グリスを塗ります。


ケースのもう半分を取り付けます。


さらにギヤをセットし、グリスを塗ります。


ここで、ギヤカバーに注意シールを貼り…


ケースに取り付けます。


そして、オプションパーツ「OP-1860 T3-01用370スポーツチューンモーター」と「ピニオンギヤセット」の出番です。


モーターは、新発売の「T3-01」用の370スポーツチューンモーターです。付属のモーターよりも高性能で、540モーターのピニオンギヤを取り付けることができる「ピニオンアダプター」も付属しています。


で、モーターに合わせてピニオンギヤも変えます。付属のピニオンギヤは樹脂製で圧入なので、イモネジで固定する金属製のピニオンギヤを使います。ちなみに、使用できるのはモジュール0.6の16Tと18Tのみです。


どちらのピニオンギヤを使うか迷いましたが、付属のピニオンギヤが16Tなので、とりあえず同じ16Tを付けておきます。


モーターをギヤケースに取り付けて…


モーターギヤボックスの完成です。




次は、足回りを組み立てます。ユニバーサルシャフトを4本作ります。


こんな感じです。黒い部分はプラスチック製なので、強度が不安です。いずれ金属製のオプションパーツが発売されるかもしれません。


このうち2本を使って、フロントアップライトを作ります。


さらに、フロントアッパーアームを作ります。


ここで、オプションパーツ「OP-1899 SW-01 スプリングセット(ソフト・ハード)」の出番です。


各4本入りで、赤がソフト、青がハードです。印はありませんが、付属のバネは黄色のミディアムだと思われます。


今回は、フロントとリヤでバネの硬さを変えます。フロントには赤のソフトを、リヤには付属のミディアムを取り付けます。


バネとフロントアップライトをフロントアッパーアームに取り付けます。


こんな感じです。


そして、オプションパーツ「OP-1876 T3-01 強化デフジョイント・ピニオンセット」の出番です。2セットあります。


これはデフギヤのパーツで、付属のものよりも強度がアップしています。2セット買ったのは、フロントとリヤの両方で必要だからです。


これを使ってデフギヤを作ります。後で使うので2個作っておきます。


デフギヤ1個とフロントアッパーアームをギヤボックスにセットし、カバーで固定します。


これで、フロント部の足回りができました。ただ、まだ不安定な状態です。


同様に、リヤ部の足回りを作っていきます。


フロント部とほぼ同じ構造なので、詳細は省略します。


残りのデフギヤとリヤアッパーアームを取り付けて…


リヤ部の足回りができました。こちらも不安定な状態です。


ということで、ここまでできました。


小さいRCカーですが、構造は複雑です。

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