ドールとテンヨー2017 (実演編3)


次は、「必勝アミダくじ」をお見せします。


準備ができました。


今回は、ウッディにも協力してもらいます。

「おう!久しぶりだな!」


お元気でしたか?ウッディさん。

「もちろんだ!」


では、始めます。今ここに、クリップが6個と封筒が1通あります。


封筒の中には…


こんなものが入っています。これは「アミダくじ」です。アミダくじは知っていますよね?

「ああ、もちろんだ!」


このアミダくじを使って、ウッディと勝負をしたいと思いますが、やる気を出してもらうために…


もし、ゴールに辿りつけたら1万円を差し上げます。

「なにーっ!?本当か!絶対にやるぜ!」


では、まずはゴールを決めましょう。A~Eの中から1つを選んでください。

「俺が選んでいいのか?…じゃあウッ『ディ』の『D』で」


では、「D」に白いクリップを付けます。ここに辿りついたら1万円です。


そして、スタートですが、ウッディには4つ選ぶ権利を差し上げます。

「なにっ!?4つもか!」


1~5の中から4つ選んでください。

「そうだなぁ…まず、Dの真向いの4と、両端の1と5、あとは真ん中の3にしておくぜ!」


分かりました。では、1、3、4、5に赤いクリップを付けます。これが、ウッディのスタートです。


残りの2には青いクリップを付けます。これが、私のスタートです。これで、必ず勝負が付きます。


「(勝つ確率5分の4か…これは貰ったな)」


では、アミダくじを広げます。


はい!

「!?」


「おいおい!ちょっと待て!道が無いじゃないか!」


慌てないで。まだ、封筒の中に入っているものがあります。


カードです。


カードの表面には道が描かれています。


もう一枚あります。


もちろん、1枚目とは異なる道が描かれています。


さらに…


もう2枚。


全部で4枚のカードがあります。このカードを並べて道を完成させます。


では、カードはウッディに並べてもらいましょう。裏返した状態で好きなところに置いてください。


カードの順番や上下の向きも自由に決めて構いません。

「OK!」


「よし、並べたぜ!」


では、1枚ずつめくってください。

「それも俺がやるのか?」


縦にめくるか、横にめくるかで道が変わるので、めくり方も自由に決めてください。

「なるほど、めくり方でも道が変わるのか」


「2枚目は横に…」


「3枚目は縦に…」


「4枚目は横に…」


「よし、完成だ!」


今回、私は何もしていません。スタートとゴールを決めたのはウッディだし、カードを置いて道を作ったのもウッディです。

「確かにそうだな」


では、ゴールから逆に辿って行ってください。

「OK!あみだくじ~」


「あみだくじ~」


「ひいて楽しい~」


「あみだく…」


「じ!?」


「そんな、バカなっ!確率5分の4で外れるなんて…」


私の勝ちですね。では、この1万円は私の懐に戻します。


これが、あなたは無敵!?『必勝アミダくじ』です。

- 実演編4へ -

[TOP]