ドールとテンヨー2017 (実演編4)
これが、今回使う道具です。道具については、使いながら説明します。
それでは、ここからウッディにやってもらうのですが、この中で一番好きなフルーツの名前の上に、この様に丸印を付けてください。
丸印を付けたら、この黒いシートで隠してください。これで、どれを選んだか分かりません。
では、今からウッディが選んだフルーツを当ててみたいと思いますが、当てるのは私ではありません。
反対側はこんな感じです。これを転がすとウッディが選んだフルーツの上で止まります。
「本当か?」
それでは、よく御覧ください。高い方から低い方へ物体を転がします。
普通なら下まで一気に転がるはずですが、この物体は、転がったり止まったり、不思議な動きをします。
「何だこの動きは…」
では、みかんが好きなウッディには、本物のみかんを差し上げます。
「やったぜ!」
以上で、テンヨー2017年新作マジックの実演を終わります。
―沙織さん、ありがとうございました。
なーんてね。今年も、何とか全てのマジックを演じることができました。
最後に、商品の補足をしておきましょう。
「魔法の水鏡」ですが、以前紹介した「ミステリーカード」を使うと、より自然に演じられます。また、カード以外にメッセージを写し出すことも可能です。ただ、振動には、かなり気を付ける必要があります。
「伝説のパズル」ですが、ピースには一切仕掛けはありません。1つ目のピースを加えるところを、いかに切り抜けるかがポイントです。
「必勝アミダくじ」ですが、基本的に全ての作業を観客にやってもらいます。スタートとゴールのどこを選ばれても必ず勝てます。疑り深い人の為に、ゴールに辿りつかないようにするための道具も入っています。
「サイコグラビティ」ですが、一番のポイントである動きを、写真では表現できませんでした。アクリル板上なら、どの位置でも止めることができますが、ピッタリ狙った位置で止めるには少し練習が必要です。