ドールと京商「スコーピオン」 (組立編1)
では、組み立てを開始する前に、ラジコンの中身を見てみましょう。
スッキリとした中身です。すでに組み立て済みのパーツもあります。
タイヤとボディです。ボディは透明のポリカーボネート製で、すでにカット済みです。黄色いのはラジオボックスで、バッテリーやサーボ、スピードコントローラーなどの電動パーツを搭載する箱です。
細かいパーツが入っていました。「A」~「E」に分けられたパーツと「プラスチックパーツ」、さらに「スペアパーツ」があります。
バッテリーは、ヨコモ「ハイパー3900 ストレートパック YB-S392A」、充電器はOPTION No.1の「急速充電器 NO-2103」です。京商のラジコンに、タミヤのバッテリーを乗せるのは、いかがなものかと思い、別メーカーのバッテリーを購入しました。
クリーナーは、タミヤの「プレペイントクリーナー(ポリカーボネート用)」です。これは、表面の油分や汚れを取るクリーナーです。すぐに乾くので中性洗剤で洗うよりも楽です。
私の体から出ている油(ブリード)がボディに付着すると、塗料の乗りが悪くなるので、このクリーナーがあると安心です。
マニュアルを確認したところ、塗装色や塗り方は書いていませんでした。
なので、今回は、このパッケージを参考に塗装していきたいと思います。塗装するのは、ボディとドライバーのヘッドです。
ボディには、「ホワイト(PS-1)」「ブラック(PS-5)」「イエロー(PS-6)」「ブリリアントブルー(PS-30)」の塗料を使用します。
ドライバーのヘッドには、白、黒、シルバー、肌色の塗料を使用します。
それから、せっかくなので、以前購入したサーフェイサーも使ってみましょう。
それでは、塗装を始めます。塗料はボディの内側に塗るので、内側の油汚れをクリーナーで拭き取ります。ちなみに、外側は保護ビニールで覆われているので、汚れても問題ありません。
こうすると分かると思います。念のため、ボディに空いている穴にも、外側からマスキングをしました。
ポリカーボネートは、基本的に濃い色から順番に塗っていきます。ということで、最初はブラックを塗ります。
― 数時間後 ―
うわぁぁぁ…塗料が流れ込んでいました。しっかりマスキングしたはずなのに…
でも、よく見ると、流れ込んだのはシートベルトの部分です。これならシールで隠れます。
気にせず、2本目の塗料を塗りましょう。2本目はブリリアントブルーです。
― さらに、数時間後 ―
ここに、3本目の塗料を塗ります。色の順番的にはイエローですが、塗る部分が少ないので、先にホワイトを塗ってコックピット部分を仕上げます。
― 再び、数時間後 ―
現在、こんな状態です。黒い部分が汚く見えますが、シールを貼るので問題ありません。