ドールとロジクール「MX Master」 (後編)
―株式会社ロジクールは2日、ハイエンドワイヤレスマウス「MX Master(MX2000)」を発売し、都内でイベントを行った。
―「MX Master」は、2006年発売の「MX Revolution」以来となるMX型番を持つ機種で、現行機でもある、2009年発売の「Performance Mouse M950」の後継機に当たり、約6年振りのフルモデルチェンジとなる。
―イベントには、グラビアアイドールの沙織(さしき)さおりが登場し、新商品を紹介した。
―それでは、沙織さん、あとはよろしくお願いします。
分かりました。
えー、では、新商品のハイエンドワイヤレスマウス「MX Master」を紹介する前に、まずは、現行の…いや、すでに1世代前となった「M950」と、前MX型番を持つ「MX Revolution」を見てみましょう。
まずは「M950」です。8つのボタンに高速スクロール、Darkfieldレーザーセンサーなど、さすがは、つい最近まで現役だっただけのことはあります。
接続には、この「Unifying」レシーバーを使います。「Unifying」はロジクール独自の規格で、1つのレシーバーに最大6台のUnifying対応デバイスを接続することができます。
電源部には、単三形充電式ニッケル水素電池(エネループ)が1本入っており、付属のACアダプタや、パソコンのUSB等で使用しながら充電することができます。もちろん通常の単三乾電池も使用できます。電池寿命は約1ヶ月です。
現在、「M950」はマイナーチェンジされ「m950t」に変わっています。ACアダプタ等の付属品が削除され、その分、安くなりました。詳しくはロジクールのホームページをご覧ください。
次は「MX Revolution」です。9年前に発売されたマウスとはいえ、デザイン性はかなり高いです。このデザインが、以降のハイエンドマウスの基礎になっているように思えます。
サイドにはホイールがあります。ただ、ホイールといっても回転はしません。前後に少し動くだけです。9年前では、ほとんど利用する機会がなかったのではないでしょうか?
接続には、専用のレシーバーを使います。電源部には、特殊なリチウムイオンバッテリーを搭載しており、交換することはできません。
バッテリーを充電するには、こちらの充電ステーションを使用します。
充電ステーションに乗せました。見ての通り、充電しながら使用することはできません。
「MX Revolution」はすでに製造終了しており、かなりプレミアが付いています。
それでは、お待たせしました。「MX Master」の登場です。
歴代のパッケージを並べてみました。パッと見、どれが最新型か分かりません。
内容品は、マウス本体、Unifyingレシーバー、マイクロUSBケーブル、マニュアルのみです。ACアダプタ等はありません。
では、本体を見てみましょう。デザイン性の高さは相変わらずです。センターホイールが左右に動かなくなりました。
その代り、新たに追加されたサイドホイールが左右の役割をします。サイドホイールが追加されたため、「進む」と「戻る」ボタンがかなり窮屈な配置になりました。
接続方法は付属のUnifyingレシーバーの他に、Blutooth(Bluetooth Smart)でも接続できるようになりました。
さらに、最大3台のパソコンを登録することができ、裏のボタンを押すだけで、簡単に切り替えが可能です。
ただ、電源は内蔵充電リチウムポリマー電池となり、交換することができません。充電用のケーブルもマイクロUSBケーブルのみなので、外部電源で充電する場合は、別途アダプタ等を用意する必要があります。電池寿命は約40日です。
さらに詳しく知りたい方は、ロジクールのホームページをご覧ください。
すでに、ASUSの「X205TA」とDellの「venue 8 pro」に、それぞれBlutooth登録が完了しています。
一瞬でDellの「venue 8 pro」に切り替わりました。
完璧です。これで、デスクトップパソコンを含め、ノートとタブレットの3台で、同じマウスを使用することができます。あとは、しばらく使ってみないと何とも言えません。
以上、こんな感じです。
―沙織さん、ありがとうございました。
なーんてね。長くなったので、「補足&おまけ」を別ページにしました。
以上、ロジクール「MX Master」編でした。