ドールとテンヨー2018 (実演編1)


―株式会社テンヨーは2日、2018年新作マジックを発売し、都内でイベントを行った。


―マジック用品を主力としているテンヨーは、毎年この時期、次の年の新商品を発売しており、今年も4つの新作マジックが完成した。


―イベントには、グラビアアイドールでもあり、マジシャンとしても活躍中の沙織(さしき)さおりが登場し、新作マジックを実演した。


―では、沙織さん、あとはよろしくお願いします。

お任せください!


それでは、早速テンヨー2018年新作マジックを紹介しましょう。


まずは、こちらのハットをご覧ください。


中には何もありません。


このハットをテーブルに置きます。


では、よくご覧ください。行きますよ、せーの…


はい!テンヨー2018年新作マジックが…


あれ…?


失礼しました。「テンヨー」ではなく「テンガー」を出してしまいました。


と、お約束のネタですが、実はこれ、アダルトグッズではありません。


LEDライトです!


ホール部分に電源があります。その為、アダルトグッズとしては使用できません。インテリアグッズです。


TENGAショップ限定販売で、現在2種類販売されています。


話が脱線してしまったので、元に戻してもう一度。ハットの中には何もありません。


テーブルに置いて…行きますよ、せーの…


はい!今度は間違いなくテンヨー2018年新作マジックが出てきました。


2018年の新商品は、「マジックテイメントコレクション」と「ワールドグレイテストマジック」がそれぞれ1種類と…


去年から販売が開始された、「超メンタルマジック」が2種類です。


それでは、これより、新作マジックの実演を行います。






まずは、「マインドスティック」をお見せしましょう。


準備ができました。


今回は、ウッディにも協力してもらいます。

「おう!久しぶりだな!」


それでは、始めます。今ここに、赤、青、黄、3本の棒(スティック)があります。

「ウッディカラーだな」


棒の断面は正方形で、全ての側面に2種類の絵が描かれています。


ちなみに、1本の棒には、「ハート」「玉子」「目」「グラス」「炎」「木」「ハト」「月と星」の8種類の絵が1つずつ描かれており、組み合わせはランダムです。実際に手に取って確認してもらっても構いません。


では今から、この棒を使って、ウッディにやってもらうことを説明します。


8種類の絵から好きな絵を1つ決め、上側にその絵を揃え、縦に持ってください。例えば、今は「グラス」を揃えた状態です。これを3秒見つめます。


3秒見つめたら、あとはコロコロと転がして混ぜてしまっても構いません。ただし、上下は変えないでください。


そして、手で絵を隠します。これだけです。


私は、これを一切見ずに、揃えた絵が何かを当てたいと思います。

「そんなことができるのか?」


人間相手ならこれでいいのですが、ウッディは手が小さいので、自作のスティックスタンドを用意しました。

「おー、気が利くな」


上側に絵を揃えて、スタンドにこの様に立ててください。


3秒見つめたら、紙のカバーで絵の部分を隠します。もちろん、棒を回転させたり、位置を入れ替えたりしても構いません。ただし、上下は変えないでください。


分かりましたか?

「OK!」


では、私は見ないようにしているので、終わったら言ってください。

「分かった」


「さて、どれにするかな…」


「よし、これ(月と星)に決めたぜ!」


「3秒見つめて…」


「シャッフル!」


「あとは、カバーをして…」


「これで、分からないだろう!」


「終わったぜ!」

ありがとうございます。ウッディが3秒見つめた映像が、私の頭にも流れ込んてきました。


では、一瞬で当てましょう。ズバリ「月と星」ですね。

「なにーっ!?せ…正解だ…」


これが、心を読み取る!不思議な棒『マインドスティック』です。

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