ドールとマジックNS
今日は、ニンテンドースイッチの「マリオカート8デラックス」をハンコン(ハンドルコントローラー)でプレイしてみたいと思います。
ハンコンと言っても、ジョイコンに付ける簡易的なハンコンではありません。
使うのはこちら、HORIの「レーシングホイールエイペックス for PlayStation4/3/PC」です。
見た目は本格的なハンコンですが、このハンコンにはフォースフィードバック機能は無く、振動のみです。なので、どちらかというとパッドに近い感じのハンコンです。
プレステ用のハンコンをどうやってニンテンドースイッチに接続するのかは後で説明するとして、まずは、ハンコンを簡単に説明しましょう。
注目は、ハンドルに付いている「R2(反対側L2)」ボタンです。このボタンには好きなボタンを割り当てられます。なので、アクセルやブレーキを割り当てると、ペダルなしでプレイすることも可能です。ちなみに、ペダルとパドルにもボタンを割り当てられます。
ペダルはコンパクトで、おまけ程度です。ペダル無しでハンコンが使えるのも特徴です。
で、肝心の接続ですが、当然USBに差しただけでは動きません。もう一つアイテムが必要になります。
パッケージに書いてありますが、ニンテンドースイッチ、さらにはNEOGEO mini等でPS4などのコントローラーが使えるようになるというアダプタです。
本体の他にUSBタイプC変換アダプタも付属しています。ちなみに、コントローラーはワイヤレス(Bluetooth)でも接続可能です。
本体にはLEDが内臓されており、接続するゲーム機にLEDの色を合わせる必要があります。ニンテンドースイッチで使う場合は「赤」または「紫(振動あり)」に設定します。
ニンテンドースイッチの方は、設定から「コントローラーとセンサー」を選び「Proコントローラーの有線通信」を「ON」にします。もちろん「コントローラーの振動」も「ON」です。
マジックNSのLEDはサイドの小さなボタンを長押し(3~5秒)して変えます。LEDがゆっくり点滅している状態で短押しするとペアリングモードになりLEDが急速点滅します。
LEDは本体の裏側にあります。今回は、振動機能があるので「紫」のLEDに設定します。で、この状態で短押しし、ペアリングモードに入ります。
これで、接続完了です。ただ、この状態ではボタンが押し難いです。ということで、ボタンの割り当て機能を使ってボタンを設定します。
マリオカートの操作説明書を確認すると、メインで使うのはスティックの他、AとB、LとRだけです。
スティックはハンドルになります。AとBボタンはR2とL2に、LとRは左右のパドルに割り当てました。これはお好みで自由に設定して構いません。設定はハンコン側に保存されるので、一度設定すればOKです。
あと、今回は使いませんが、ペダルにアクセルやブレーキを設定してもOKです。ただ、ニンテンドースイッチで使う場合、ペダルの反応はデジタルで、ゆっくり踏み込むと車がゆっくり動き出すといったことはできません。
すでに携帯モードで設定済みなので、テレビモードでも何の問題もなくハンコンが動きます。
ハンドルの動きも完璧です。ちなみに、ハンドルの切れ角は、標準の270度から180度に変更しています。さらに、ハンドルの遊びも狭く設定しています。これらはお好みで。
さらに、振動も問題ありません。振動は7段階(0% 25% 37.5% 50% 62.5% 75% 100%)に設定できます。初期設定値は50%ですが、100%で使っています。
ハンコンの動作を確認していたら、いつの間にか変なところを走っていました。
それにしても、ここまで完璧に動作するとは思いませんでした。フォースフィードバックが無く、パッドに近いことが逆に良かったのかもしれません。
今回、ペダルは使いませんでしたが、ペダルを使うとさらに面白さが増しそうです。
とりあえずハンコンが完璧に使えることを確認しました。もちろん、他のレースゲームでも使えます。
「バーチャレーシング」です。どちらもマリオカート8の設定がそのまま使え、アーケードに近い感じでプレイできます。
最後に、このハンコンと同じ性能でバッテリー内蔵のワイヤレスタイプも発売される予定です。マジックNSはワイヤレスでも接続できるので、もし接続可能なら、もっと手軽にプレイできるようになるかもしれません。