ドールとタミヤ「ダンシングライダー」 (組立編5)


それでは、2台目を組み立てます。


組み立てですが、1台目と同じような箇所は省略して、どんどん組み立てていきます。


まずは、デフギヤを作ります。もちろん1台目同様、グラステープを巻きます。


ギヤボックスにセットします。


リヤアクスルを取り付けて…


ギヤボックスの完成です。ここまでは1台目と同じです。


モーターですが、別途購入した「OG-14 タムテックギア スポーツチューンモーター」を取り付けます。370モーターで、トルクと回転数がアップしたモーターです。


ただ、コネクタ形状が「ギボシ端子」ではないので、このままでは取り付けることができません。


そこで、「ターミナルセット」の出番です。


中には、色々な端子と工具が入っています。


とりあえず、必要なものを取り出しました。電工ペンチと…


ギボシ端子&スリーブです。スリーブは透明なので分かり難いかもしれません。


では、モーターの端子交換をしてみましょう。


まずは、電工ペンチを使って、モーターケーブルを付属のモーターと同じ長さにカットします。


次に、チューブのみを5㎜程度カットし、芯を出します。チューブのカットも電工ペンチでできます。


芯をねじってまとめ、スリーブを通しておきます。


そして、ギボシ端子の出番です。これを電工ペンチで「かしめ」ます。


ギボシ端子をこのようにセットし、芯の部分を2回(仮かしめと本かしめ)、チューブの部分を2回(仮かしめと本かしめ)、計4回かしめる必要があります。


まずは、芯の部分から。電工ペンチの「1.25-2.0」を使って仮かしめします。


さらに、同じ箇所を「0.5-0.75」で本かしめします。


すると、こんな感じになります。


次は、チューブの部分です。「3.0-5.0」を使って仮かしめします。


さらに、同じ箇所を「1.25-2.0」で本かしめします。


こんな感じです。


あとは、かしめた部分にスリーブを被せ、完成です。


同様に、もう1本もかしめて…


モーターの端子交換完了です。熱を使わないので、はんだ付けより安全です。


モーターにパーツを付け、ケーブルを引っ掛けます。


ピニオンギヤですが、モーターのシャフトがDカットされているため、圧入ではいずれガタができる可能性があります。さらに樹脂製なので割れの危険もあります。


ということで、イモネジで固定可能な金属製のピニオンギヤを別途購入しました。カワダの「超硬ジュラピニオン(26歯、モジュール0.6)」です。


ただ、このピニオンギヤは540モーター用なので、このままでは使用できません。370モーターはシャフト径が細く、ピニオンギヤの穴とサイズが合いません。


そこで、使用するのが、カワダの「B-55 ピニオン変換アダプター」です。これをモーターのシャフトに挿すことで、径が540モーターと同じになります。もちろんイモネジも使用可能です。


で、これらを取り付けると、こんな感じになります。


ギヤボックスにモーターを取り付けて…


モーターギヤボックスの完成です。


ちなみに、別のモーターとピニオンギヤも買っています。このスポーツチューンモーターの方がより高トルクで回転数も高いです。


あまり性能が良すぎても、ギヤボックスが耐えられない可能性があるので、とりあえず普通のスポーツチューンモーターで様子を見たいと思います。






どんどん行きましょう。車体フレームを作ります。


今回はバッテリー駆動なので、バッテリーホルダーにコノ字のパーツを付けます。


バッテリーホルダーを固定するピンは、オプションパーツの「DF-03 軽量バッテリーストッパーピン」を使います。


丈夫で軽く、ドレスアップ効果もあります。


取り付けました。ピッタリです。


そして、電動パーツの出番です。


いつも使っているパーツなので、詳細は省略します。


電動パーツを接続しました。今回はモーターも接続しています。


で、サーボのニュートラルを確認します。…よし、確認しました。モーターも問題ありません。


サーボにサーボセイバーとアームを取り付けます。


2台目なので、要領よく組み立てられます。

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