ドールとパーフェクトガンダム (撮影編)
『とりあえず、撮影はこんな感じだ』
お疲れ様でした、ガンダムさん。
『では、ここで、僕のコア・ファイターをお見せしよう!』
あのー、勝手に話を進めないでください!
『よく見てくれ、こいつをどう思う?』
すごく…大きいです…
『だろ』
って、ガンダムさん!服がピンクになっていますよ!
『あら?』
『コア・ファイターを取り外したから、女の子になってしまいましたわ』
そういえば、そんな設定でしたね。
『それにしても、男子って下品よね。こんなものを股間にぶら下げているのですから』
いや、ぶら下げてはいないと思いますけど…
『見て!小さくなってもこの大きさよ!』
何だか、コア・ファイターが違うものに見えてきました。
『ところで、あなたはどなた?』
えっ!?沙織さおりですけど…
もしかして、女の子になると男の記憶がなくなってしまうのですか?
『ええ、記憶も性格も全て別々よ』
二重人格みたいな感じですね。
『ちょっと、ちょっと!何よこのガンダムは!』
男のガンダムさんが作った「パーフェクトガンダム」ですけど…
『私というガンダムがありながら、他のガンダムを作るなんて…』
『さては、あなたね!あなたが、このガンダムを無理やり作らせたのね!』
いや、あの…
すみません、そろそろ終わりにしたいので、男のガンダムさんに戻っていただけませんか?
『じゃあ、このコア・ファイターを私のデリケートゾーンにドッキングするわよ』
『で、どうだった?僕のコア・ファイターは?あんなに大きいのは珍しいだろ?「珍コア・ファイター」って呼んでもいいよ』
呼びません!
『そういえば、まだ写真集を返してもらってなかったな』
そうでしたね。
ちなみに、ガンダムさんの写真集は、「Allured」ですか?それとも「かれん&キューティーカレン」ですか?
『両方とも僕のだ!』
こちら、「SAKITAN」さんの新刊『In Daily Life』と限定本の『SAKITAN ROUGH PHOTO』も差し上げます。
『本当かい!?』
『これはこれは、表紙だけでコア・ファイターが変形しそうだな』
そうですか…
『早速、ペロペロして良いかい?』
ダメです!ホワイトベースに戻ってからにしてください。
ではガンダムさん、最後に締めの言葉をお願いします。
『分かった』