ドールとテンヨー2018 (実演編4)


最後は、「ミラクルアイマスク」をお見せします。


準備ができました。


今回も、ウッディに協力してもらいます。

「おう!任せとけ!」


実は、私は目で見ずに、「手」で物を見ることができるのです。

「な、何だってー!?」


それを証明するため、アイマスクを用意しました。


厚手の生地で、向こう側が透けて見えることはありません。実際に触ってもらうことも可能です。


ちなみに、こちらにカラーのカードが5枚あります。


このカードにアイマスクを重ねても、色が透けて見えることはありません。

「確かに」


カードを並べます。


では今から、このアイマスクを付けて、ウッディが選んだ色のカードを当ててみたいと思います。

「本当か!?」


アイマスクを付けます。


完了です。


カードは、黒、緑、黄色、赤、青の順番に横一列に並んでいるはずです。カードの順番を変えずに、好きな色のカードの上に、ウッディの帽子を置いてください。

「帽子を置くのか」


「さて、どの色にするかな…」


「よし、これに決めた!」


「置いたぜ!」

ありがとうございます。


では、手で見てみましょう。


なるほど…見えました!

「本当か?」


ズバリ、一番端の「青」ですね。

「せ…正解だ!」


次は、もう少し難易度を上げてみましょう。


カラーのカードを全てめくってください。裏に図形が描いてあるはずです。

「ああ、確かに」


「全部めくったぜ」

図形は全てバラバラですね。


それをシャッフルして、好きな順番に横一列に並べてください。

「OK!」


「これを置いて…」


「よし、並べたぜ!」

ありがとうございます。これで、どの図形がどこにあるか、私には分からなくなりました。


では、先ほどと同じように、好きな図形の上に帽子を置いてください。今度は、その図形と、その図形がどこにあるかまで当ててみたいと思います。

「さすがにそれは無理だろ」


「さて、どれにするか…」


「よし、これにしよう!」


「置いたぜ!」

ありがとうございます。


では、手で見てみましょう。なるほど…


見えました!ズバリ、図形は「×」です!

「!?」


そして、「×」はここにあります!

「なにーっ!?…正解だ!」


これが、すべてを見通す!『ミラクルアイマスク』です。






以上で、テンヨー2018年新作マジックの実演を終わります。

―沙織さん、ありがとうございました。


あっ!最後に一言だけ言わせてください。

―何ですか?


ゴソゴソ…


スーッ!


装着。


これが、ハンドールパワーです!


なーんてね。今年も、何とか全てのマジックを演じることができました。






最後に、商品の補足をしておきましょう。
「マインドスティック」ですが、演技前にセッティング等は必要ないので、何度でも繰り返し演じられます。3秒見つめるというのは演出で、一瞬でも絵が揃えば当てられます。


「超能力弁当」ですが、角度に制限があるため、あらかじめすべての手順を説明し、余計なことはさせないようにしましょう。あと、弁当箱のフタにおかずがくっ付いて、持ち上がってしまうことがよくあります。湯呑みは私が用意したものです。


「魔法の星座」ですが、変化する星の形と順番があらかじめ決められており、変更することはできません。光源として「TENGA LED」を使用しましたが、スマートフォンのライトを使った方が、明るく綺麗に見えます。カードは別途用意する必要があります。


「ミラクルアイマスク」ですが、カード以外でも、目で見ることができるものなら何でも透視できます。アイマスクは、明るい場所でじっくり見られると、タネがバレてしまうかもしれません。演出や演技力が 重要なマジックです。


以上、テンヨー2018編でした。

- おわり -

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