ドールとタタコン(PS4版)の改造
前回、PS4版の「太鼓の達人」をプレイしましたが、やはり反応がいまいちなので、改造したいと思います。
ちなみに、分解や改造をすると保証が無くなるので、全て自己責任でお願いします。
このスタンドが、かなり外し難いです。片側ずつ、勢いよく引き抜きます。
で、この状態からスタートです。とりあえず、分解して中を見てみましょう。
まずは、裏側のネジ5カ所を外します。ドライバーは普通のプラスドライバーですが、径が細くないと穴に入りません。
カバーに基盤が付いており、コネクタが刺さっているので注意してください。
基板のコネクタ4個を外して、裏側のカバーを取り外します。同じ形状のコネクタがあるので、外す前に印を付けておくと良いでしょう。
次に、太鼓の表面カバーを外します。淵にある突起を一つずつ外していきます。これは指が痛くなります。
表面カバーが外れました。本体側の穴が沢山ある面が「ドン」、淵の黒い四角い部分が「カッ」のセンサーです。
ケーブルに注意して、「ドン」の面を開くと、中にスポンジが入っています。
内部の構造はWii版とほぼ同じなので、Wii版の改造がそのまま適用出来そうです。
ということで、改造に必要なものを用意しました。コルクとゴムシートです。ティッシュは使いません。
コルクは、スポンジと同じ厚さ1cmのものを使います。外径はカットするので、スポンジより大きいものを用意してください。ちなみに、このコルクは直径19cmです。
ゴムシートの厚さは1㎜ですが、両面テープが貼ってあるので、少し厚くなります。外径は200㎜×300㎜を用意しました。
あと、工具ですが、ドライバーの他、ハサミ、カッター、マジック、定規を使います。
コルクの上にスポンジを置き、外周の形状をマジックで描きます。
次は、ゴムシートをカットします。コルクと同様に、剥がしたスポンジをゴムシートの上に置き、外周の形状を描きます。さらに、突起の逃げ穴にも印を付けておきます。
カットしました。印の穴は単なる逃げ穴なので、形状は気にしなくて良いです。
次に、「カッ」のセンサーのゴムシートをカットするのですが、Wii版と異なるので注意してください。
残ったゴムシートを、幅4㎜、長さ20cmに2本カットします。
カットしました。重要なのは「幅」で、5mmだと少し太いです。3~4mmがベストです。長さはお好みで。
センサーの真上に貼るのではなく、白いプラスチックに沿って、上側(内側)に貼ります。センサーの真上に貼ると、ほぼ間違いなく「カッ」のセンサーが押しっ放しになり、ボタン操作が効かなくなります。
裏側のカバーの基板にコネクタを挿します。同じ形状のコネクタがあるので、間違えないよう注意が必要です。
ここで、表面と裏側のカバーの間に隙間がないことを確認してください。もし、隙間がある場合、表面カバーとゴムシートが干渉している可能性があります。当然、干渉していると「カッ」のセンサーが押しっ放し状態になります。
実際に使用してみましたが、かなり反応が良くなりました。特に連打がやり易いです。欲を言えば、もう少し「カッ」のセンサーの反応を良くしたいところです。色々試したのですが、私にはこれが限界でした。
今回の改造方法は、あくまで一つの例です。タタコンの個体差によっては、この改造ができないものもあるかもしれません。以上、タタコンの改造でした。では。