ドールとタミヤ「コングヘッド6×6」 (組立編6)
受信機(R314SB-E)は、4CHのアンテナ内蔵タイプです。
そして、プロポ(4PV)です。スタイリッシュなデザインです。ハイエンドプロポなので、当然4WSにも対応しています。
上部には大きな液晶パネルがあります。電源ボタン(PWR)は、液晶パネルのすぐ下にあります。その他のボタンは省略します。
いろいろボタンがありますが、4WSに関係するのがグリップのボタン(PS2ボタン)です。このボタンを使うには設定が必要なので、後ほど説明します。
そして、デジタルサーボ(TSU-05)が2つと、スピードコントローラー(TEU-105BK)です。
バッテリーを接続し、サーボのニュートラルを確認しましょう。ステアリングサーボはCH1に、4WS用サーボはCH3に接続します。
起動しました。初期状態では4WSになっていないので、4WSの設定をする必要があります。
では、設定をしましょう。メニュー「2」から「4WS」を選びます。
「MODE」を「2TYP」に変更します。さらに、一番下の「スイッチ セッテイ」に入ります。
「スイッチ セッテイ」の「PS2」を「4WS」に変更します。これで設定完了です。
あとは、グリップのボタン(PS2ボタン)を押すと4WSがONになります。4WSをOFFにする場合は、もう一度このボタンを押します。電源を切っても設定は保存されているので、一度設定すればこのボタンで4WSをON/OFFできます。
これで、両方のサーボが動くようになったので、ニュートラルを確認します。…よし、確認しました。
ここで、サーボに取り付けるオプションパーツの出番です。「SP-1000 ハイトルクサーボセイバー (ブラック)」が2袋、「OP-1121 ハイトルクサーボセイバー用アルミホーン」、「OP-1587 アルミサーボステー (WR-02、GF-01)」です。
ハイトルクサーボセイバーは、サーボに急激な負荷が掛かった時に、スプリングで負荷を吸収し、サーボが壊れないよう保護するパーツです。
ハイトルクサーボセイバー用アルミホーンは、プラスチックパーツの代わりに使います。アルミ製で剛性がアップし、ステアリングのキレが良くなります。ちなみに、このパーツはハイトルクサーボセイバーとセットで使う必要があります。
あと、交換するプラスチックと穴が合っている必要もあります。これはピッタリ一致します。
アルミサーボステーもプラスチックパーツの代わりに使用します。アルミ製なので、サーボの取付精度や支持剛性がアップします。
ここで、さらにオプションパーツの出番です。「OP-1588 GF-01 アルミステアリングアーム」です。
これも、プラスチックパーツの代わりに使用します。アルミ製で精度が良く、ステアリングのガタを減らします。
これで、前輪の左右がリンクしました。次は、後輪(4WS)です。
4WS用のサーボですが、いろいろ考えた結果、ハイトルクサーボセイバーを使わず、付属のパーツを使うことにしました。フロントのステアリングよりも切れ角が小さいので、ハイトルクサーボセイバーを付けなくても大丈夫でしょう。
全ての電動パーツを乗せる予定でしたが、サーボだけで終わってしまいました。次回で完成させます。