ドールとタミヤ「イグレス」 (組立編3)
前回は、組立がほとんど進まなかったので、ここからペースアップしていきます。
2つ目のパッケージングされたパーツを開封し、ロワデッキを取り出します。
ちなみに、ロワデッキはカーボン製なので、縁の部分に「ゴムタイヤ用瞬間接着剤」を塗っておくと割れを防ぐことができます。さらに、絶縁効果もあります。
デフギヤの組み立てには、この様な小さい玉を使用します。玉は1.6㎜と2.4㎜の2種類があります。
お皿に玉を入れ、ボールグリスで玉の表面をコーティングします。
1.6㎜の玉はこの様にセットします。玉が転がらないのはグリスのおかげです。
ここで、マニュアルをよく見たら、1.6㎜の玉にはボールデフグリスではなく、アンチウェアグリスを塗ると書いてありました。どっちでもいいような気もしますが、一応、塗り直しておきます。
これにベアリングとジョイントを取り付けて、デフの効きを調節します。
ジョイントを一旦外して、フロントとリヤのデフギヤの完成です。
このギヤとリヤデフギヤをモータギヤボックスにセットし、グリスを塗ります。
フロント部にも別のギヤとデフギヤをセットし、グリスを塗ります。
ここで、駆動方式を「トルクスプリッター方式」と「センターロック方式」のどちらにするか選ぶ必要があります。「トルクスプリッター方式」は前後輪が独立して回転駆動するもので、「センターロック方式」は前後輪が同一に回転駆動するものだと思います。
今回は、トルクスプリッター方式で組み立てていきます。ちなみに、このギヤは前回紹介したスパーギヤです。ギヤの中心に「ワンウェイベアリング」が付いています。
モーターのピニオンギヤがスパーギヤと噛み合うように、位置を調節します。
さらに、アッパーデッキの登場です。アッパーデッキの縁にも接着剤を塗っておきます。