ドールとテンヨー2016 (実演編4)
準備ができました。前回同様、私の前に観客がいると思って見てください。
それでは、そちらの方、今から、カードを一枚ずつテーブルに置いていきますので、好きなところでストップと言ってください。
―ストップ!
ストップの声が掛かりました。テーブルに置いたカードと手に持っているカード、どちらにしますか?
―手に持っているカードでお願いします。
分かりました。こちらですね。
厚手の生地で、向こう側が透けて見えたり、穴が空いたりもしていません。
そして、最後のアイテム、私の「iPhone6s Plus」の登場です。つい最近、機種変更しました。
これで、準備完了です。今から、このカメラで、あなたが先ほど覚えたカードを念写したいと思います。覚えたカードを強く念じてください。
これは、ダイヤの5ですね。ズバリ、あなたが覚えたカードはダイヤの5です!
以上で、テンヨー2016年新作マジックの実演を終わります。
―沙織さん、ありがとうございました。
なーんてね。今年も、何とか全てのマジックを演じることができました。
最後に、商品の補足をしておきましょう。
「フューチャーパズル」ですが、絵札ならどれを選んでも予言することができます。付属品は箱とジグソーパズルのみなので、カード等は自分で用意してください。
「不思議なドッグハウス」ですが、子犬を移動させたり色を変えるだけでなく、消したり増やしたりすることも可能です。色は4色どの色にも変化可能ですが、変えたい色に、うまく誘導する必要があります。
「魔法のプランジャ―」ですが、「スゴイ」の一言です。こんなことができるなんて初めて知りました。吸盤には一切仕掛けがありません。吸盤の他に、マジックで一般的に使用される「バイシクルカード」が一式入っているのもポイントが高いです。
「ゴーストカメラ」ですが、入っているのはハンカチのみです。カードとスマホは自分で用意する必要があります。今回は、以前紹介した「ミステリーカード」と組み合わせて演じてみました。スマホのカメラはフラッシュをONにしないと念写できないので注意してください。