ドールとヘルシオ「お茶プレッソ」 (後編)
―シャープ株式会社は25日、緑茶メーカー「ヘルシオ お茶プレッソ」のPRイベントを都内で行った。
―「ヘルシオ お茶プレッソ」は、これ一台で茶葉を「挽(ひ)く」「沸かす」「点(た)てる」の3つの動作が可能で、茶葉をまるごと粉末にしてお茶を点てる為、茶葉に含まれる栄養素を余すところなく摂取できるのが特徴だ。詳しくはヘルシオHPをご覧ください。
―イベントには、グラビアアイドールの沙織(さしき)さおりが登場。以下、イベントの様子をご覧ください。
―聞くところによると、沙織さんはお茶が大好きだそうで…
はい、毎日飲んでいます。
―そうですか、では、沙織さんには「お茶プレッソ」で、今まで飲んだことのない「究極の一杯」を作って頂きましょう。
分かりました。任せてください!
―こちらが、シャープ「ヘルシオ お茶プレッソ」です。今回は、最新カラーのレッドをご用意いたしました。
―前面右の部分で茶葉を挽き、挽いた茶葉を左上の容器に入れ沸かし、点てます。
―そして、肝心の茶葉ですが…茶葉は沙織さんに栽培してきてもらいましょう!
えっ?さいばい…?どういう意味ですか?
―そのままの意味です!正確には茶葉を育てる土地を耕すところからですね…
いや…あの…市販の茶葉じゃダメですか?
―何を言っているのですか!究極の一杯が飲みたいのではないのですか!市販の茶葉を使うなんて、TOKIOに聞かれたら笑われますよ!
はぁ…。
―ということで、沙織さん、茶葉が出来たら、もう一度来てください。
…分かりました。行ってきます。
― 6年後 ―
お待たせしました。何とか東京オリンピックに間に合いました。
―お待ちしておりました。
いやー…まさか苗を植えてから茶摘みできるまで、5年以上もかかるとは思いませんでした。
―で、茶葉はできたのですか?
―では、早速「お茶プレッソ」でお茶を入れてみてください。
分かりました。
―沙織さん、残念ながら、それは究極の一杯ではありません。
えっ!?どういうことですか?
―沙織さんがこの6年間、茶葉を栽培している間に、この「お茶プレッソ」はバージョンアップしたのです。現在、より高性能な「お茶プレッソ6」及び水タンクの容量を増やした「お茶プレッソ6 Plus」が発売されております。
えーっ!?
―しかも「お茶プレッソ6&6 Plus」は茶葉を用意する必要がありません。インターネットに接続することができ、世界中の茶葉をダウンロードして使用することができるのです。
ええーっ!?ダウンロードってデータだけじゃなく物質もダウンロードできるのですか!?
―ええ、この6年間で技術は進歩したのです。と言っても、「お茶プレッソ」でダウンロードできるのは茶葉のみに制限されていますが…
では、私の6年間は無駄だったのですか?
―いいえ、決して無駄ではありません。沙織さんが育てたこの茶葉と、「お茶プレッソ6」があれば、究極…いや、至高の一杯が作れます。
そうですか…
では、「お茶プレッソ6」いや、「お茶プレッソ6 Plus」を使わせていただけますか?
―分かりました。で、キャリアの契約はどこにしますか?現在、物質のダウンロードができるのはドコモ、au、SoftBankの3社のみですが…
キャリアの契約が必要なのですか?
―当然です。あと、最近、茶葉のように見せかけて、違法なハーブをダウンロードする人が増えておりまして、身分証の登録も必要です。
そうですか…では、iphoneがSoftBankなので、SoftBankでお願いします。
分かりました、SoftBankですね。ちなみに、プランは「飲み放題」でよろしいでしょうか?
よく分かりませんが、それでお願いします。
―かしこまりました。そうしますと、2年間「ハゲ割」が適用されまして、月々のお支払いが…
―なお、「お茶プレッソ6 Plus」は大変人気商品ですので、お届けまで3年ほどかかります。
長げーよ!
なーんてね。全部ウソです。「ヘルシオ お茶プレッソ」の詳細は、次の記事で紹介します。
以上、お茶プレッソ編でした。