ドールと「そば打ち名人」 (準備編)


―タカラトミーマーケティングは23日、自宅で簡単にそば打ちができる「そば打ち名人」を発売し、都内でそば打ちイベントを行った。


―「そば打ち名人」は、そば打ちの中で最も難しいとされる「水回し」、いわゆる、粉にまんべんなく水をいきわたらせる作業が簡単にできるよう工夫された商品で、「水回し器」はもちろん、他の作業も簡単にできるよう、「ガイド付きまな板」や「こま板」などを付属する。


―イベントには、グラビアアイドールの沙織(さしき)さおりが登場し、そば打ちを体験した。


―それでは、沙織さんには「そば打ち名人」を使ってそばを打ってもらいますが、使い方は分かりましたか?

はい、バッチリです!


―そうですか、では、始めましょう。まずは、「そば打ち名人」以外に使用する道具を紹介します。


―こちらです!

いろいろありますねぇ…。


―ボールとふるい、はかりは、そば粉の量を量るために使用します。


―さらに、そば粉に混ぜる水の量をはかる計量カップや、生地の水分が飛ばないように包んでおくラップ、生地を切る包丁なんかも必要です。


―他にも、そばをゆでる鍋や、さいばし、すくい網なども必要ですが、ゆでる作業はこちらで行いますので、沙織さんはそばを切る作業まで行ってください。

分かりました。


―続いて、材料を紹介します。


―まずは、そば粉と中力粉です。

!?


何ですか!この白い粉は!?まさか、怪しい粉じゃないでしょうね?


―違いますよ!それが中力粉という小麦粉です。

中力粉?


聞いたことがないですね。

―確かに、中力粉を取り扱っているお店は少ないので、なじみがないのも無理はありません。


―小麦粉はタンパク質(グルテン)の含有量によって、薄力粉、中力粉、強力粉の3つに大きく分けられます。


―一般的に小麦粉といえば薄力粉を指し、天ぷらやケーキなど幅広く使用されています。強力粉はパンやピザなどに使用され、中力粉は別名うどん粉とも呼ばれ、うどんの原料としてよく使われています。もちろん、そばにも最適です。


―中力粉を使わない十割そばもありますが、そば粉だけではパサパサしてまとまりが悪く、素人では作るのが難しい為、中力粉を生地をまとめる「つなぎ」として使用します。

なるほど。


―あとは、水とつゆですが、水は川越シェフのお店の水「か・わ・ご・え」を、つゆはヤマキの「まんつゆ」を使用しましょう。


―一応、「そば打ち名人」は使用前に中性洗剤「チョイ」と「ジョイ」でよく洗い、乾かしておいてください。

何ですか、この小道具のオンパレードは!


―これで、道具と材料の紹介は終わりです。それでは、そばを打つ前の下準備に入りましょう!

分かりました。


―今回、沙織さんに打っていただくそばは、そば粉と中力粉の割合が6:4の「四六そば」です。2人前で、そば粉が120g、中力粉が80g、合計200g必要です。


―さらに、水は粉の総量の約半分が目安となりますので、約100㏄必要です。


―ということで、こちらの道具を使って材料を量ってください。

分かりました。


まずは、そば粉を量ります。


シャカシャカシャカ…そば粉は120gですね。


できました。


次は、中力粉を80g…


できました。


最後は、水を100㏄…


できました。


全ての材料を量り終えました。


―それでは、「そば打ち名人」を使って、そばを打ってみましょう!

- 使用編へ -

[TOP]