ドールとテンヨー2020 (実演編4)


最後は、「4次元クロス」をお見せします。


準備ができました。


今ここに、鍵の付いた黄色い棒が2本あります。


さらに、十字のパーツが1つ。


十字のパーツは、筒状になっており、貫通した穴がクロスした状態になっています。


そして、この穴は棒がギリギリ通るサイズです。


十字パーツに棒が貫通しました。


もう一方の穴は棒で塞がれています。


なので、もう一方の穴に棒を挿しても貫通はしません。通常、同時に貫通できるのは1本だけです。


しかし、私にはハンドールパワーがあるので、同時に2本の棒を貫通させることができます。それを今からお見せします。


行きますよ、よく御覧ください。せーの…


えいっ!


貫通しました!


完全に棒がクロスしています。中は一体どうなっているのでしょうか?


棒を抜き取ります。


少しずつ、ゆっくりと抜いていきます。


抜けました。


棒に穴は空いていません。


さらに、今度は棒ではなく鉛筆を挿してみましょう。


ごく普通の鉛筆です。


では、行きますよ…


えいっ!貫通しました!


さらに押し込みます。鉛筆だと回転させることもできます。


反対側から抜き取ります。


抜けました。


やはり、棒に穴は空いていません。


棒を抜きます。


どうぞ、十字パーツを調べてみてください。何か仕掛けがありますか?


これが、不思議な貫通!!『4次元クロス』です。






以上で、テンヨー2020年新作マジックの実演を終わります。

―沙織さん、ありがとうございました。


あっ!最後に一言だけ言わせてください。

―何ですか?


ゴソゴソ…


スーッ!


装着。


これが、ハンドールパワーです!


なーんてね。今年も、何とか全てのマジックを演じることができました。






最後に、商品の補足をしておきましょう。
「サプライズメモ帳」ですが、千円札以外のお札や、カードなども出すことが可能です。ただ、その場合は、自分で仕掛けを作る必要があります。マジックペンは仕掛けに合わせて、各自用意してください。


「超重力 BOX」ですが、ツルツルしたテーブルの上でしか演じられません。もし、テーブルがツルツルしていない場合、付属のアクリル製魔法陣プレートを使うと良いかと思います。カードは付属していないので、別途用意してください。


「ミラクルフィッシング」ですが、立って演じた方が良いかと思います。カード以外でも軽いものならば釣リ上げることができます。紙袋が付属していますが、他の紙袋や容器も使えます。


「ミステリーブレイド」ですが、今回の中では一番難しいです。あと、個体差があるのかもしれませんが、カードの箱の厚さが少し厚すぎる気がします。一応、演じ終わったら、全ての道具を手渡しすることも可能です。


「4次元クロス」ですが、鍵は単なる飾りです。十字パーツの穴に通るものならば何でも貫通できますが、1本は黄色い棒を挿しておかなければいけません。私の指では棒が上手く持てませんでした。


以上、テンヨー2020編でした。
ドールとマジックまとめ」に追加しました。

- おわり -

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