ドールとドラゴンクエスト (後編)


―ここから、再びハードが変わります。今までは任天堂のハードのみでしたが、以降は、その時に一番売れているハードで発売することになります。


―そして、7作目が初代プレイステーションでの発売となった「ドラゴンクエストⅦ」(PlayStation)です。サブタイトルは、先ほど沙織さんが間違えた「エデンの戦士たち」です。


―プレイステーションに移り、マップが3Dポリゴンになりました。


3Dでも、ちゃんとドラクエの雰囲気を出しているところが凄いです。


―続いて、8作目「ドラゴンクエストⅧ」(PlayStation2)です。サブタイトルは何でしょう?


えーと…


「空と大地と何とかと何とか」です。

―何とかって何ですか!


―正解は「空と海と大地と呪われし姫君」です。

長い!


―ハードがプレイステーション2になったことにより、3Dポリゴンから、完全3D表現に進化しました。


ここまで来ると、完全に今風のドラクエですね。


―そして、9作目ですが、なんと初の携帯ゲーム機での発売となりました。


―それが、こちら「ドラゴンクエストⅨ」(ニンテンドーDS)です。さあ、サブタイトルは何でしょうか?

うーん…


ダメです。完全に忘れてしまいました。


―正解は「星空の守り人」です。

そうでした。


―ちなみに、リメイクを含まず、オリジナル作品で最も売れたのが、このドラクエ9です。

へー、そうなんですか。


やはり、いつでもどこでも手軽にプレイできるのが良かったのでしょうね。


―そして、最後10作目、初のオンライン専用となった「ドラゴンクエストⅩ」(Wii)です。サブタイトルは何?


あのー…

―何ですか?


オンライン専用は、ドラクエとは認めません!

―えー、そんな…


―一応、サブタイトルは「目覚めし五つの種族」です。


―ちなみに、ドラクエ10には3つのバージョンがあり、Ver.1が「目覚めし五つの種族」、Ver.2が「眠れる勇者と導きの盟友」、Ver.3が「いにしえの竜の伝承」となっています。

ふーん…


―全然興味がないようですね…。

やっぱり、ドラクエはオフラインじゃないとね。


―以上、10作品、過去の作品を見ていただきました。これらは全てオリジナル作品です。その後、携帯ゲーム機やスマホ用など様々なハードでリメイクされています。


―では、沙織さん、最後にもう一つ。最新作「ドラゴンクエスト11」のサブタイトルは何だったでしょうか?

えっ!?


チラッ!

―パネルを見ないでください!


「過ぎ去りし時を求めて」です!

―正解です!


―それでは、沙織さんには、過ぎ去りし時を求めるという意味で、過去のドラクエを全てクリアしていただきましょう!

いや、無理ですよ!全てクリアって、何ヶ月掛かると思っているのですか!


―大丈夫です。「精神と時の部屋」を用意してありますので、こちらの時間では、ほんの数分です。

ドラゴンボールか!


なーんてね。早くドラクエ11をプレイしたいです。
以上、ドラゴンクエスト編でした。

- Fin -

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