ドールとマーブルチョコレート (後編)


―明治製菓株式会社は14日、「マーブルチョコレート」のPRイベントを都内で行った。


―「マーブルチョコレート」は、1961年に発売された日本発の粒状のチョコレートで、現在でも人気のロングセラー商品である。


―イベントにはグラビアアイドールの沙織(さしき)さおりが登場。以下、イベントの様子をご覧ください。


―いきなりですが、今回、沙織さんにはマーブルチョコレートをPRするため、「マーブルチョコアート」に挑戦していただきます。

マーブルチョコ…アート?


―「マーブルチョコアート」とは、1粒のマーブルチョコレートを1ドットに見立て、それを並べることによって、ドット絵を描くというものです。


―例えば、こちらをご覧ください。これは、マーブルチョコレートを並べて描かれた「マリオ」です。このようなキャラクターはもちろん、動物や風景など、なんでも結構です。

なるほど。


―では、絵を描く前に、まずはマーブルチョコレートを知っていただく必要があります。こちらをお受け取りください。


―それは、通常のマーブルチョコレートです。内容量は33g、38粒のマーブルチョコレートが入っています。


―ちなみに、色は全部で何色あるか、ご存知ですか?

えーと…10色くらいですか?


―残念。正解は7色です。

えーっ!?たったの7色ですか!もっとあると思っていました。


―どうぞ、確認してみてください。

分かりました。


本当だ!赤、青、黄、緑、茶、ピンク、オレンジの7色ですね。

―ええ、ですから、この7色のみで絵を描いてもらうことになります。


でも、色はともかく、数がこれだけじゃ全然足りませんよ。

―ご心配なく!


―こちらに、ジャンボサイズを多数用意してあります。

おおーっ!


―これで驚いてはいけません。さらに…


―こちら、大粒サイズもございます。

うおーっ!!


―大粒サイズは、数は少ないものの、1粒のサイズが通常の約3倍あります。


―ちなみに、これらのマーブルチョコレートをTENGAで表すと、こんな感じになります。

なぜ、TENGAで表すのですか!


―それでは、早速「マーブルチョコアート」に挑戦してみましょう!

分かりました。





―準備はよろしいですか?

バッチリです。


―で、何を描きますか?

そうですねぇ…


とりあえず、先ほどの「マリオ」を真似して描いてみたいと思います。

―分かりました。では、始めてください。


私は茶色を緑に変更します。


意外と時間がかかります。


よし、できました。


「マリオ」です。

―おおー、いいじゃないですか!


コツはつかめました。次は敵を描きます。


使うのは、この3色です。


できました。


「クリボー」です。

―調子が出てきましたね。


さらに、青、緑、黄色を使ってアレを描きます。


こんな風に並べて…


できました。


「1UPキノコ」です。

―素晴らしい!


全員集合。


どうですか?

―天才か!


次は何を描こうかな…

―沙織さん、そろそろお時間が…

えっ!?


最後にもう1つだけ描かせてください。

―分かりました。1つだけですよ。


赤いのを並べて…


「TENGA」の完成です!

―やっぱり最後はこれか…。


なーんてね。全部ウソです。
以上、マーブルチョコレート編でした。

- おわり -

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